転職前の不安な気持ち

13年くらい働いた前職場3月末に退職して、はや7か月。その間何度か単発のアルバイトをして、世間にはいろんな仕事があり、お給料が発生する以上どんな仕事もそれぞれ大変さがあると分かった39歳夏。

お野菜をひたすら数える仕事、大根を運ぶ仕事、施設、パン工場、冷凍庫作業などいろいろ行った。大人の社会科見学の気分で楽しかったが、単発のため安定感が皆無であり、継続力がないため将来的な不安は払拭されない。

失業保険を受給するために何度かハローワークに通い、オンラインセミナーを受講し活動実績を作る日々。失業保険給付日数120日間あったがそれもあと3日で終わりを迎える。急に無収入になる恐怖感が襲ってきた。

失業保険期間中に分かったことは、はやり働かなくてもお金が振り込んでもらえる制度はすばらしく、対象者は是非活用した方がよいということ。それと同時に、休みや娯楽というものは、普段の労働の大変さがあってこそ、楽しめるものであるということ。以前は連休などがあれば、どこへ行こう?何買おう?とウキウキできたものだが、毎日が休みとなると、いくら失業保険が少し入ってくるといっても財布の紐が緩むことはなく、安易に使えない。将来の不安が漠然と襲ってくる。

失業保険がいよいよ切れる、という2週間前、再就職に向けて面接に行った。提示した条件で働かせてくれるということ、通勤しやすく近場であることを理由に今日、職場でお世話になりたい旨を電話で連絡した。しばらく社会から遠ざかっているため、他者と会話するだけでもドキドキバクバクしてしまう。電話口では丁寧に、優しく説明してくれた。来週本打ち合わせに行く予定。今までと同じ看護師として働くが、今度はデイサービスという新しいフィールドで働く。私で役に立つのか、急変時の対応はできるか、怖い同僚はいないかなど不安なことだらけであるが、無収入のままこのままだらだた過ごすことも精神的によくない。働いて生活にメリハリをつけること、お給料をもらい、好きなことに使うこと、休みを楽しみにしっかり休むことを目的に始めてみようと思う。

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