子どもの給食恐怖症

現在1年生の娘。去年の年長さんの頃から、給食の時間や嫌だと言うようになった。なぜ嫌なのかたずねると、

子 「給食の時間が短いから、間に合わなかったらどうしようと不安になる。」

「お肉とか野菜で嚙み切れなくて飲み込めないものがある。」

「匂いが気持ち悪くてウェってなる。」

1年生の初めごろに、毎日給食が嫌だと泣くので、担任の先生に伝わるように連絡帳に状況を書いて、少なめに配膳してもらえないかお願いした。すると、給食は配膳された後、最初に減らす時間があり、わが子は全部半分程度に減らしているという。それでもなんとかギリギリ頑張って食べた!と言っていた。
今日は学校から泣きながら帰宅。お姉ちゃんとケンカでもしたのかと思っていたら、「自分だけ給食が最後まで食べられなかった。お支度の時間まで残ってた。」と泣きながら話していた。

先日、PTA主催の給食試食会があった。子どもの給食の様子が気になったので初めて参加してみた。その日の学校のメニューは鯖味噌のアルミホイル焼き 煮物 ご飯 牛乳 プルーンという献立であった。何十年ぶりの給食は懐かしく、とてもおいしくいただいた。その後1年生の教室へ娘の給食時の様子を見に行った。無表情でもくもくと食べていた。コロナ渦の影響がまだ残っているのか、みんな楽しくおしゃべりしながら、という感じではなく、もくもくと食べていた。わが子以外にも給食がうまく食べられない子がいるらしく、なぜか廊下で一人で食べている子もいた。どうやら給食の匂いで吐き気を催すらしい。しかし、わが子がもし一人だけ廊下で食べさせられていたら(本人が自ら望んで廊下にいるのかもしれないが)、親としては悲しい気持ちになるだろう。

小学校は頑張って行くところではなく、友達と遊んで給食食べて帰ってくればそれでOKと考えていたが、まさか給食がまともに食べられなくなるとは思っていなかった。自分が小学生のころは給食は楽しみでしかなかったのに。拒食症や過食症などの病気もある。給食が嫌、から始まって不登校にもなりかねない。

ひとまずは、子の不登校へ繋がることを防ぐため、給食はたくさん減らして良い、どうしても食べられそうになかったらおなかが痛いですと言って残せばよいと伝えておいた。給食で食べられなかった栄養は家でも摂取できる。まずは子が泣かずに学校へ行けるようサポートしていきたい。

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