先日父の69歳の誕生日だった。毎年、何が欲しいか聞くが、物欲のない父は「いいからいいから」と遠慮される。他愛無い会話の中で、
父「トイレのウォシュレットが壊れたんだよね~。ウォシュレットだけ交換できたらいいんだけどそれはできないみたいで丸ごと交換するしかないと思ってる。ホームセンター行ったけど予算よりかなり高かった。」と。年金暮らしの父には厳しい。今年の誕生日プレゼントとしてトイレのリフォーム代を一部負担することにした。父は遠慮していたが、嬉しそうにリフォーム会社に電話して見積もりを依頼していた。
親はいつまで生きているか分からない。夫の父親は今年白血病で亡くなった。去年の今頃はまだ生きていたのに。まだ69歳であるが、脳出血を患っており、長生きできるタイプではない。あと10年は生きられないだろう。私が子どものころ、一生懸命タクシー運転手として働いてくれた。少しでも親孝行できるうちにしておきたい気持ちが強い。
トイレは毎日何回も使うところ。ストレスなく過ごしてほしいと願う。
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